みなさんこんにちは、春になり、だんだん暖かくなってきましたね!もうお花見はされましたか?これからますますバーベキュー日和の気候となっていきますね。しかしそんな中、花粉のせいでくしゃみや鼻水が止まらない・・なんてことになるとせっかくの楽しいバーベキューが台無しですよね。花粉症はアウトドア好きが一番頭をかかえる問題でもあります。今回は少しでも花粉に悩まされずにバーベキューを楽しめるような、有効な花粉症対策をご紹介しましょう。
花粉に悩まされている方にとって、いかに花粉を吸いこまず、体内に取り込まないようにするかということが重要ですよね。花粉症の方の多くが、花粉対策の基本といえる“マスク”や“メガネ”で対策されていると思います。最近ではアウトドア向けのマスクやメガネも販売されています。しかし、食事を楽しむことがメインであるバーベキューの場では、常にマスクをつけながら楽しむというのはなかなか難しいと思われます。また、マスクで呼吸が苦しくなるのが苦手という方もいらっしゃるかと思います。最近では鼻に差し込むタイプの見えないマスクというものが発売されているようです。こちらであれば、マスクいらずで開放的にバーベキューを楽しむことができますね!ただし、人によって合う合わないもあるかと思いますので、事前に使用して試してみるとよいでしょう。
また、顔や体、服などに吹きかけて花粉が付着するのを防いでくれるスプレータイプの花粉対策グッズもあるようです。女性の方などはメイクの上からも使用できるので、マスクでメイク崩れすることを気にせずに、しっかり花粉対策が行えますね。では次に服装での花粉防止対策についてご紹介しましょう。
洋服の素材に気をつけることでも花粉がつきにくくなり、花粉症の症状が緩和されます。ナイロンやポリエステルなど表面がつるつるした素材のアウターを着ておくと、洋服をはたいて花粉が落ちやすいです。ウールやフリース等は花粉を吸着しやすいので避けた方がよいでしょう。また、防花粉加工のアウターを選ぶのもよいでしょう。
花粉は髪の毛にもたくさんくっついてきます。実は髪の毛は一番花粉が付着しやすい部分なのです。そのため帽子をかぶることはかなり有効な花粉対策となります。また、帽子は花粉対策と同時に日差し除けとしても活用できるので、バーベキューの場ではとてもオススメです!こちらも花粉対策としてウェアと同じく、つるつるとした素材を選ぶと花粉対策に有効です。
花粉対策のグッズや服装についてご紹介いたしましたが、次に花粉対策に有効といわれている飲み物・食べ物についてご紹介しましょう。まず、花粉症に効くといわれている飲み物をご紹介しましょう。
また、花粉症にNGな飲み物としては”お酒”があげられます。花粉症の方はお酒を飲みすぎると症状が悪化してしまうそうです。お酒を飲むと体内で様々な物質に変化しますが、二日酔いを引き起こす「アセトアルデヒド」が、花粉症の大敵である“ヒスタミン”を放出させてしまうのです。花粉症の辛い症状はIgE抗体が肥満細胞にヒスタミンを出すようと働きかけることによって引き起こされるものなのですが、アルコールを飲むとヒスタミンがいきなり放出されてしまうのでより症状がひどくなってしまうのです。お酒を飲んですぐに顔が赤くなる人はアルコールを代謝する力(必要な物は吸収し不要なものは排出する)が弱いため、アセトアルデヒドによって血管が拡張されて赤くなります。このように代謝能力が低い場合は花粉症の症状が一層悪化してしまうのです。この欠陥拡張作用のせいで鼻づまりが加速してしまいます。また、アルコールには脱水を促す作用があり、結果として粘膜の潤いが減ってしまうことで粘液が出にくくなってしまいます。これはつまり粘液という異物排除システムが機能しなくなり、粘膜が直接攻撃されてしまう状態になるのです。バーベキューではお酒をいっぱい飲みたいと思われるかもしれませんが、ご自身のアルコール代謝能力にもよりますので、症状や体調と相談して、ノンアルコールドリンクで代替するなどアルコールは控えた方がよいかもしれませんね。
次に 花粉症に効くといわれている食べ物をご紹介いたしましょう。
また、花粉症を悪化させてしまう食べ物としては「辛い食べ物」があげられます。香辛料をはじめ刺激物は、鼻の粘膜にある毛細血管を広げてうっ血・充血させてしまうのです。それにより、鼻水の量が増えたり、鼻づまりをますますひどくしてしまいます。
花粉症で苦しんでいる方は、服装やグッズにプラスして、少しでも花粉症の症状を和らげられるようにぜひバーベキューの場でも花粉対策に有効といわれているこちらの飲み物や食べ物を取り入れてみてはいかがでしょうか。また、手っ取り早く花粉症対策のサプリメントを使うというのも効果的です。
では最後に花粉が比較的少ない場所や時間帯についてご紹介しましょう。「そもそも花粉が少ない場所へ行ってバーベキューをすればいいのでは?」ということで、花粉が比較的少ない場所をご紹介します。花粉対策の場所の条件としては、アスファルトより土のほうが地面に落ちた花粉が舞い上がりにくいです。また、実は自然の多いところへ行ったほうが花粉症が軽く済むように感じるという人もいます。花粉症シーズンには、標高の高いところへ行くというのも花粉対策のひとつかもしれませんね。また、海や川の近くは花粉が少ないようです。海辺や川の近くの場合は、飛んできた花粉が水の中に落ちるため舞い上がりにくく、花粉量が少ない傾向にあります。海から吹いてくる風には花粉が含まれていないので、海辺でのバーベキューだと花粉症の方は快適に過ごせるかもしれませんね。
花粉症の中でも多数を占めているのはスギ花粉です。花粉症の人にとっては、年明けから春にかけて花粉症に悩まされかなりつらい時期となります。そのため、花粉がピークになる時間や天気を知っておくと、対策もとりやすいですよね。スギのある山などから遠い地域では、大体午後3〜8時までは花粉が飛んでいると思っておいてください。そして、特にピークになるのは午後5時なので、できるだけその時間までにバーベキューをやめ片付けるいうことも対策のひとつになりますね。ぜひ、花粉対策の知識のひとつとして覚えておいてくださいね。
では最後にバーベキュー後にできる花粉対策についてご紹介しましょう。
まずは帰宅されたら一番に玄関で花粉をしっかり落としましょう。衣服などについた花粉は、きちんと外ではらって玄関でシャットアウトしましょう。なるべく室内に持ち込まない工夫と努力が重要です。また、帰宅後は洗顔やうがいを徹底しましょう。さらに体についた花粉もきちんと洗い流しましょう。
いかがでしたでしょうか。花粉症に苦しんでいる方は、楽しいバーベキューで、少しでも花粉症が緩和するようにしっかり対策されることをおすすめします。ぜひ、花粉対策を万全にして、バーベキューを満喫してください。