糖質制限ダイエットは、メディアなどでもよく取り上げられている話題のダイエット方法。実は、バーベキューで使う食材は低糖質なものが多いので、糖質制限中でもバーベキューを思い切り楽しむことができますよ♪
今回は、バーベキューが糖質制限ダイエットに向いている理由や、低糖質なおすすめ食材などについて紹介します。
糖質制限ダイエットとは、糖質の摂取を控えるシンプルなダイエット方法です。
ほとんどの糖質は、人間の体内でブドウ糖に分解されます。これは人間のエネルギー源になる大切な物質ですが、使い切れなかった分は中性脂肪として体に蓄えられてしまいます。糖質の取り過ぎは太るだけでなく、糖尿病をはじめ様々な生活習慣病をまねくリスクを高めてしまうのです。そこで、糖質を多く含んでいるご飯、パン、麺、イモ類などの炭水化物や、甘い食べ物の摂取量を制限し、タンパク質や脂質を含んだものをしっかり食べる、というのが基本的な糖質制限ダイエット。「低炭水化物ダイエット」「ローカーボ・ダイエット(ロカボ)」とも呼ばれています。
糖質を一切食べないなど、極端な食事制限はNGです。しかし、適度な糖質制限は食後の血糖値の急激な上昇を抑えるので、血管にもやさしく健康的なダイエット方法だと言われています。
「バーベキュー料理はカロリーが高くて太る」というイメージがあるかもしれませんが、実はとても糖質制限ダイエット向き!その理由についてチェックしてみましょう。
糖質制限中でも、バーベキューでは自分で食べ物や飲み物を選べるので、糖質が含まれるものを避ければみんなと楽しく食事ができます。
お酒を飲む場合は、日本酒やビールには糖質が多く含まれているので、糖質オフのビールや焼酎、ハイボールなどを選んで飲んでくださいね。
バーベキューで定番の食材は、低糖質のものが多いのです。そのため、糖質制限中でも基本的に「食べられる食材がなくて困った」ということにはならないでしょう。
バーベキューは、昼間にすることが多いですよね。もし昼に糖質をいつもより多めに摂ってしまっても、夜ご飯の時に調整すればいいのです。ダイエットは積み重ねが大切ですが、一度の食事で一気に太るようなことはありません。たくさん食べて楽しむ時は「夜は控えよう!」「次の日調整しよう!」と、ポジティブに考えてみましょう。
牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類は、糖質が少ない食材です。分厚いジューシーなお肉もOKなので、満足感も十分感じられるはずですよ。
ただし、ハム、ソーセージ、ウインナーなどの肉を加工した食品は糖質が高めになっていることがあるので、食べ過ぎには注意してくださいね。
魚介類も糖質が少ないバーベキュー食材。カマボコやチクワなど、加工された練り物などよりも、加工されていない魚介類をそのまま焼いて楽しむのがおすすめです。魚をはじめ、エビやカニなどの甲殻類、ホタテやハマグリなどの貝類などの海鮮食材をぜひ味わってみてください。
食物繊維たっぷりのキノコ類は、糖質も低くダイエットにぴったりな食材です。しいたけやエリンギなどを網で焼いたり、シメジやエノキなどをホイル焼きにしたりするのも美味しいですよ。キノコ類は満腹感も得やすいので、積極的に食べたいですね♪
葉物野菜も糖質が低く、ヘルシーな食材。キャベツは1玉食べても、白ご飯1杯分より糖質が低いと言われていますよ。前菜として葉物野菜をたっぷり使ったサラダを食べたり、レタスやサンチュなどでお肉を包んでさっぱり食べたりするのもおすすめです。
バーベキューのシメにもよく使われるご飯やパン、麺類は糖質が多い食材です。絶対に食べてはいけないわけではありませんが、糖質制限中の人は控えめにしておきましょう。
イモ類も糖質を多く含んだ食材です。「野菜だから大丈夫!」と思われるかもしれませんが、ジャガイモやカボチャ、サツマイモなどの食べ過ぎには注意してくださいね。また、トウモロコシも糖質が多いので控えめにしましょう。
食材は低糖質でも、焼いた食材につける調味料にたっぷり糖質が含まれていることもあります。特に、甘くて食欲をそそる「焼肉のタレ」などには、砂糖やみりん、ハチミツなどがたっぷり含まれているので基本的に糖質が多め。また、ケチャップやウスターソースなども控えめにしておきましょう。
「ダイエット中だから…」と、バーベキュー参加をためらう必要はありません!むしろ、バーベキューは糖質制限ダイエット中の人にもぴったりなイベント。低糖質な食材選びを心がけて、みんなと楽しいアウトドアの時間を過ごしましょう♪