みなさんこんにちは~!すっかり秋らしい気候になってきましたね。涼しくなってきたとはいえ、アウトドアにはつきものの、虫にはまだまだ悩まされますよね。。
今までBBQやアウトドアから家に帰ってきたときに、いつの間にかたくさん虫に噛まれていた!なんて経験をしたことがあるのではないでしょうか?
今回は虫よけ対策から虫に刺された場合の対処法まで知っておくべき大事な知識をご紹介します。単に虫刺されといっても、虫の毒などによって痛みやかゆみが発症したり、さらには命に関わる場合もあるので油断は禁物です!
まず、季節別にどんな虫がいるのでしょうか
また、蜂とブヨに関しては、雪が降る時期以外常に発生しているため、注意が必要です。
高地や水辺に関しては、涼しいので夏に人気ですが7~10月ぐらいまで蛾やブヨの大群がいるのでしっかりとした対策が必要です!
それでは、簡単な虫除け対策についてご説明していきましょう。まず、最も簡単な虫除け対策は、「肌を出さないこと」です。肌の露出が多ければ多いほど、虫に刺される確率も高くなりますので、できるだけ肌の露出を控えた服装がいいでしょう。虫除け対策と同時に日焼け対策にもなるのでより理想的ですね。
とは言っても、気温の高い中、長袖・長ズボンを着ていたら熱中症になる危険性もありますし、なかなかそのような服装をするのは難しいですよね。
また、お子さんの場合は袖をまくったり、服を脱いでしまうことも考えられますよね。そういった場合は、虫よけアイテムを活用しましょう。最近、虫よけには、リングやシール、電池式の蚊とりなど、多彩な製品が出てきています。最も手軽で効果を実感できるものとしては、肌に直接つけるタイプの虫よけスプレーがおすすめです。
親御さんの場合、広範囲に噴霧するタイプのものは、お子さんが虫に向かってかけて遊んでしまったりするとあっという間になくなってしまったり、目や口に入ってしまったりすると危ないので、手のひらに付けて広げるミストやローションが使いやすいでしょう。
ただし、ミストやローションタイプの場合は、汗をかいてしまうと落ちてしまうため、こまめに塗りなおすことが大切です。また、スプレーをあらかじめ服やかばんなどにもかけておくこともおすすめです。
そのほかにも虫による危険を回避するための方法としては、靴やバッグの中身をよく確認することが大切です。
靴やバッグの中に虫が潜んでいる可能性も十分にありますので、靴を履くとき、バッグの中から洋服を出して着るときは、逆さまにして振るなど虫がいないことを確認してからにしましょう。
次は虫刺されの症状について書いていきます。
虫に刺された場合、かゆみや赤い発疹、痛みなどの炎症症状がみられます。
このような症状が起きるのは、虫が持つ毒や、虫の唾液に含まれる成分が皮膚に注入されてアレルギー反応を起こしてしまうからです。こうしたアレルギー反応には、刺されてすぐに起こる「即時型反応」と、1〜2日後に起こる「遅延型反応」があります。
発疹やかゆみなどの症状には、年齢や体質、刺された部位や過去に刺された回数によって個人差があります。それでは次に、それぞれの虫についてご紹介しましょう。
人に被害をあたえる虫としては吸血する虫、刺す虫、噛む虫がいます。蚊やハチのように吸血する虫。刺す虫以外にも注意が必要です。屋外でよく被害に遭う確率の高い虫についてそれぞれご紹介しましょう。
みなさんおなじみの吸血する虫の代表ともいえますね。池や水たまり、川の流れが弱い淵の近くに発生しやすいので、雨上りの水たまりの近くに拠点を作らないようにしましょう。
キャンプ場でよく見かけるものは、蚊よりも大きくハエよりも小さいくらいのサイズのもので、人の皮膚を口で噛み、吸血します。蚊に刺されるより大きな痕ができ、強いかゆみが残ります。その他、吸血する虫の種類としては、アブ、ダニ、山ヒル等がいます。
ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチ等がおり、なかでも、オオスズメバチは危険度が高く、土の中に巣を作ることが多いと言われています。ハチを見かけた場合は刺激しないようにしましょう。
木に登ったり草むらに入らなければ大丈夫と思われているかもしれませんが、実は毛虫の毛は毒針毛と呼ばれ、毛だけが風にのって飛んできて、知らないうちに刺されてしまうこともあります。刺された場合、蕁麻疹のよう皮膚がかぶれ、かゆみがあらわれた後、痛みも生じてヒリヒリとしてきます。
刺されると30分くらいは動けなくなるほど痛いので要注意です。実は山よりも海辺でよく見かけられます。
最近注意が必要なクモとして、背中が部分的に赤いセアカゴケグモやススキなどの原っぱ生息するカバキコマチグモというクモがいます。どちらも神経毒をもっているため、刺された場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
すぐに患部を水で洗い流し、清潔を保つようにしましょう。毛虫やハチに刺された場合は、毛抜き等を使い、皮膚に残っている毒針や毒毛をそっと取り除きましょう。毒針や毒毛を残したままで掻いてしまうと、さらに症状を悪化させる恐れがあります。氷水などで患部を冷やし、掻くのを我慢して炎症を広げないようにしましょう。
虫に刺されるとどうしても掻きたくなりますよね。しかし掻けば掻くほどさらにかゆくなるという逆効果になってしまいますし、皮膚を傷つけ炎症をおこし、跡が残る可能性があるので我慢が必要です。また、よく小さいころに耳にした、発疹部分を爪で十の字に押さえつけるとかゆみがひくというものも、爪から雑菌が皮膚に入ってしまう恐れがあるのでやめましょう。
温めると血管が拡張し、さらにかゆみが増してしまいます。なるべくすぐに氷水等で冷やすようにしましょう。
唾液は瞬間的なかゆみを無くすと言われていますが、それは勘違いです。実は、無害のような唾液の中にも、内在する連鎖状球菌やブドウ球菌などが傷を悪化させる危険性があるのです。
以上、今回は虫除け対策と、虫に刺された場合の対対処法についてご紹介しました。せっかくの楽しいBBQを虫に台無しにされないように万全の対策をして、快適なBBQを楽しみましょう。