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居酒屋やオシャレなバーでも「ジンベース」のカクテルは定番ですが、実は自分でも簡単に美味しく作ることができるんです！シェイカーなどの道具や特別なテクニックもほぼ必要なく、ベースになるジンと、組み合わせるドリンクや材料さえあればできるものがほとんどなので、お家はもちろんBBQや屋外など、是非いろんな場面で楽しんでみてください。
ジンは大麦やライ麦、ジャガイモなどを原料として、ジュニパーベリーというハーブによって香りづけされた蒸留酒です。ジンはジュニパーベリーだけでなく、ボタニカルと呼ばれるハーブやスパイス、果皮などでも華やかに香りづけられています。ボタニカルが5～10種類くらい使われている銘柄が多いですが、中には40種類以上が使われているものも。銘柄によってレモンピールやコリアンダーなどの定番以外にも、バラ、ブルーベリー、茶葉、柚子など、様々なボタニカルが使われているものがあるので、好きな香りの一本を探してみるのも楽しいですよ。
ロックやストレートでも楽しめますが、蒸留酒の中では比較的個性が主張せず、40～50度前後の高アルコールで華やかな香りと軽快な味わいであるため、カクテルの材料としても人気のお酒です。
様々な飲み方を楽しめるジンですが、クセが少なく合わせやすいので、カクテルのベースとして最も多く使われている材料の一つです。「ジントニック」「ジンバック」「マティーニ」など、名前を聞いたことがあるカクテルも多いのではないでしょうか。
ジンがあれば好みのフレーバーやアルコール度数のカクテルを手軽に作れるので、是非自分好みの一杯をアレンジして楽しんでみてください♪
「ジントニック」はジンとトニックウォーターを1:3くらいの目安で割り、カットもしくはスライスしたライムを添えた定番のカクテルです。シンプルながらジンの奥深さを楽しめる一杯で、ジンを製造する側もジントニックにすることを意識して造っているほどです。ライムの風味をもっと強くしたい場合は、ライムジュースを入れてみるのもオススメです。
「ジンバック」は、ジン、ジンジャーエール、レモンジュースを合わせて作る、さっぱりしたカクテルです。夏の暑い日にも、バーベキューのお肉にもピッタリなので、是非試してみてください。ジンバック発祥のバーがロンドンにあるので「ロンドン・バック」とも呼ばれます。
カクテルの王様との称される「マティーニ」は、ジンとベルモットを、氷を入れたミキシンググラスに入れてステア（バー・スプーンで手早くかき混ぜること）し、ショートグラスに注いで、お好みでオリーブの実をグラスの中に落としたり、レモンの皮を絞って風味をつけたりして完成させます。ベルモットもお酒なので、辛口でアルコール度数が高いカクテルに仕上がります。
道具や技術面で難しく感じるかもしれませんが、空のペットボトルに入れてシャカシャカ振ることで代用することができますよ！
「ギムレット」はジンに少量のライムジュースを加えた、アルコール度数が高めのカクテルです。材料は2種類だけなので、チャレンジしやすいでしょう。シェイカーでシェイクすることで香りも風味も味わい深くなりますが、シェイカーがない場合は空のペットボトルで代用もOKです♪
アルコール度数が高いので、冷凍庫で凍らせるとシャーベット状になります。大人のおやつにもオススメですよ！
「オレンジブロッサム」はジンとオレンジジュースで作る、ジンの風味とオレンジの爽やかな甘さであまりお酒が強くない人にもオススメのカクテルです。シェイクして作りますが、グラスに注いでマドラーなどでクルクル混ぜ合わせるだけでも美味しくいただけます。
オレンジブロッサムは可愛いカクテルネームですが、実は1920年代に禁酒法時代のアメリカで、当時闇市でしか手に入らなかった粗悪なジンを「どうしても美味しく飲めるようにしたい！」と考えた執念の末に生まれたカクテルです。
「ブラッディ・サム」は、ジンとトマトジュースで作るカクテルです。ジンの風味とトマトジュースのコクがクセになる組み合わせで、甘いカクテルが苦手な人にもオススメです。お好みでブラッディ・サムにタバスコやペッパーを加えて、よりスパイシーに仕上げても◎ですよ。
トマトジュースを合わせると悪酔いしにくいとも言われているので、お酒が弱い人も試してみてはいかがでしょうか？
人気のジンベースカクテルは簡単に作ることができ、好きなフレーバーにアレンジしたり、お酒に 弱い人はアルコール度数を低めに 調整したりと自由自在に楽し むことができますよビールや 缶チューハイなども手軽でおいしいですが、ジンを使って気軽に自分好みのカ♪クテルを作ってみてはいかがですか？
