みなさんこんにちは。朝晩は涼しくなってきて秋の気候になりつつありますね。気温の変化で体調を崩さないように気をつけてください。
小さな赤ちゃんがいるご家庭の場合、バーベキューに誘われたけど、赤ちゃんを一緒に連れていくのは周りに迷惑をかけないか不安だと感じる方は少なくないのではないでしょうか。また、バーベキューは炎天下で煙も浴びてしまいますよね。今回はそんな赤ちゃんを連れてのバーベキューを楽しむための対策やポイントをご紹介いたします!ぜひご参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんをバーベキューに連れていける時期については、明確な決まりはありませんが、新生児期は免疫力がかなり低く、感染症にかかりやすいので、ある程度赤ちゃんの身体がしっかりしてきて授乳間隔が長くなる6カ月ごろまでは避けられた方がよいかもしれません。ただし、赤ちゃんによって成長のスピードは違っているので、ひとり座りができるようになるのを目安にバーベキューデビューを考えられるとよいでしょう。
また、バーベキューに連れていけるかどうかは、バーベキューを行う場所や状況にもよります。家の庭などの場合であれば、赤ちゃんのお世話もしやすいため安心してバーベキューを楽しめるでしょう。他にも、バーベキュー会場の設備がしっかりしていて、赤ちゃんのお世話ができそうな場所であれば、安心して連れていくことができます。なお、赤ちゃんの時期だけでなく、産後のママについても配慮してあげましょう。無理なく日常生活を送れているという方であっても体調の産後の体調の回復には時間がかかります。特に、つい楽しくて疲れに気づきにくいようなバーベキューのような場合では、帰宅後に体調を崩してしまうこともあります。赤ちゃんを連れてのバーベキューでは、赤ちゃんに気を遣いながら参加することとなるため、ママには大きな負担がかかります。赤ちゃんもママもバーベキューを楽しめるように、頃合いを考えて参加を検討しましょう。
赤ちゃんをバーベキューに連れていく場合は、バーベキューの煙や暑さなど様々なことに注意してあげる必要があります。順番にご紹介していきましょう。
バーベキューに赤ちゃんを連れていく際に一番心配なのがバーベキューの煙の害ですよね。実はバーベキューの煙には発がん物質が含まれているのです。とはいえ、たまに行うレジャー程度で、一度に大量の煙を浴びたり、頻繁に浴びたりしなければ、そこまで神経質になる必要はありませんが、赤ちゃんがバーベキューの煙を浴びると、大人と同じようにのどや目が痛くなったり痒くなる可能性があります。赤ちゃんが不機嫌にならないように煙対策は万全にしておきましょう。
よく、パパやママが抱っこ紐などで赤ちゃんを抱えながらお肉を焼くのを手伝っているところも見受けられますが、大人と同じ高さにいると、バーベキューの煙が赤ちゃんにかかってしまいます。赤ちゃんを煙から守るためには煙が来にくい低い場所に赤ちゃんを非難させてあげましょう。例えば、バーベキューコンロから少し離れた場所にレジャーシートを敷き、バンボなどに赤ちゃんを乗せてあげ、コンロより低い位置にしてあげるとよいでしょう。
また、ベビーカーにレインカバーを装着してあげると煙の回避に役立ちます。しかし暑い日にはレインカバー内の温度が高くなりやすいので、気温の高い日は避け、レインカバーを使用する場合は赤ちゃんの様子に十分気をつけてみてあげるようにしましょう。また、最近ではベビーカーに取り付けできる扇風機なども販売されています。こちらは暑さ対策に加え、バーベキューの煙対策としても使用できます。
バーベキューでの赤ちゃんの服装としては、紫外線や虫対策のことを考えると長そで長ズボンに靴下も着用させてあげることをお勧めします。ただし炎天下で放熱できない暑さの場合はおなかや背中に汗をかいていないか、手足が熱くなっていないかなど確認してあげることと、無理をさせないように半袖に着替えたり、水分を取らせてあげたりしましょう。また、日差し・虫対策として日焼け止めや虫よけを塗ってあげるとよいでしょう。
赤ちゃんとのバーベキューはいつも過ごしているところとは異なる環境となるため、急なトラブルにも対応しにくくなります。安心してバーベキューを楽しめるように準備を万全にしていきましょう。また、いつものおでかけグッズに加えて持っていくと便利なものをご紹介します。
赤ちゃんの肌はデリケートで紫外線に弱いため、2~3時間おきにこまめに塗りなおしてあげるようにしましょう。
野外であると虫もたくさんいて、虫に刺されると感染症のおそれもあったり、赤ちゃんの機嫌も損ねてしまいます。虫よけは赤ちゃん用やオーガニックのものなど害の少ないタイプのものを選んであげるとよいでしょう。
夏場のバーベキューなどでは特に汗をかいて喉が渇きやすくなるため、ミルクは多めに持っていくとよいでしょう。母乳の場合はママも水分補給をこまめに行い脱水症状にならないように気をつけましょう。
オムツを替える際にはエチケットとして自分のレジャーシートや専用シートの上で行うようにしましょう。忘れてしまった場合には代替としてごみ袋の上にバスタオルなどを敷くと安心です。
汗をかいたり汚れたりした場合のために着替えは多めに持っていくとよいでしょう。汗対策としては出かける前に赤ちゃん用の汗取りパットなどを赤ちゃんの背中にいれてあげるのもおすすめです。また、通気性のいい帽子などもかぶせてあげることもお勧めします。
赤ちゃんと一緒にバーベキューに参加する場合は、会場にいる周りの方を不快にさせないよう、赤ちゃん連れなのだから当然!といった態度にならないように気遣いの心を忘れずに参加しましょう。お誘いしてもらって参加するようなバーベキューの場では、まずバーベキューが始まる前に、参加者へ赤ちゃんがいるので迷惑をかけることもあるかもしれませんといった挨拶をしておくとより丁寧で印象も変わります。
いかがでしたでしょうか。バーベキューに赤ちゃんを連れていくためのポイントをご紹介しましたが、赤ちゃんとバーベキューに参加するということは、大人だけの場合とは違って、赤ちゃん優先にしなければならないので、バーベキューのお手伝いができなくなったり赤ちゃんの体調によっては途中で帰らなければならなくなることもあるのも事実で、赤ちゃんをバーベキューに連れていくのは不安かと思います。ただし、頭ごなしに否定的にならず、持ち物を万全に準備して、しっかり対策しておけば、大人も赤ちゃんも十分にバーベキューを楽しむことができます。また、実際に参加してみると、大抵の大人は赤ちゃんと一緒に遊んでくれ、笑顔で歓迎してくれるでしょう。これからの季節は涼しい気候で過ごしやすくなるため、夏場のバーベキューよりも赤ちゃんを連れていきやすくなります。ぜひとも赤ちゃんと一緒にバーベキューを楽しんでくださいね。