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美味しいバーベキュー料理は、お酒と相性抜群ですよね♪「バーベキューといえばビール！」という人も多いと思いますが、肌寒く感じる日や体を冷やしたくない人には、日本酒を温めた熱燗がおすすめです。
今回はバーベキューでほっこり楽しみたい、人気の熱燗アレンジを紹介します♪
熱燗は、健康にも美容にも嬉しい効果が期待できます。まずは、熱燗がもつ健康・美容パワーをチェックしてみましょう。
熱燗は、日本酒を50℃程度に温めて作るものです。
日本酒は、ビールや焼酎などと比べて身体を冷やしにくいお酒。その日本酒を温めることで、さらに身体を温める効果がアップするのです。冷え性や肩こりなど、血行不良が原因の不調も和らげてくれるパワーもありますよ。
血流が良くなって体が温まることで副交感神経を刺激し、ストレスを緩和して身体をリラックスした状態にする効果も期待できます。
日本酒には、美肌に導く効果が期待される成分も含まれています。
日本酒に含まれる「α-EG」という成分は、お肌のコラーゲン密度をアップさせることが学術的に明らかになっています。
また、美白やアンチエイジング効果が期待される「コウジ酸」、色素沈着を防ぎシミの予防にも効果的な「α-アルブチン」なども含まれています。昔はなんとなく「熱燗＝おじさん」というイメージがありましたが、最近では女性からも注目されているのです。
アミノ酸は「生命の源」ともいわれる、人間に欠かせない重要な栄養素。必須アミノ酸は体内で生成できないので、毎日の食事から摂取しなければいけませんが、日本酒にはその必須アミノ酸がすべて含まれているのです。
他にも悪玉コレステロールを除去する働きをもつ「抗酸化物質」、高血圧・糖尿病予防に効果的な「ペプチド」、抗酸化作用をもつ「フェルラ酸」など、健康のために摂取したい成分がたくさん含まれていますよ。
心も体もじんわり温めてくれる熱燗は、そのまま飲んでもおいしいですが、お好みでアレンジしてみるのもおすすめです。ここでは、バーベキューでも簡単にできる熱燗のアレンジアイディアを紹介します。
熱燗のアレンジと言えば、最初に「ヒレ酒」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか？
ヒレ酒は、炙った魚のヒレ（フグのヒレが一般的）を日本酒1合に対して1～2枚入れて、少し蒸らせば完成です。生臭さがない美味しいヒレ酒を作るには、しっかり乾かしたヒレを使って、両面を弱火でしっかり炙ることが大切です。熱燗の温度はいつもより高めの70～80℃にすると、ヒレに含まれている旨味が出て、より美味しく味わえますよ。ちょっぴり贅沢な味わいを、バーベキューでも楽しんでみてはいかがですか？
栄養たっぷりの「たまご酒」は、肌寒い日のバーベキューで冷えた体を優しく温めてくれます。
簡単に作る場合は、コップなどに卵を割り入れてよく溶き、そこに熱燗を少しずつ注いでください。一気に入れると卵が固まってしまうので注意しましょう。急に卵の温度を上げないように、ゆっくり入れることを意識すると、フワっとした口当たりがまろやかなたまご酒になりますよ。
熱燗を全て入れたらさらに混ぜて、色が白っぽくなってきたらできあがりです。お好みで砂糖を加えても、ほっこりした甘さが美味しいですよ。
バーベキューでおでんを楽しんだら、熱燗を「だし割り」で楽しむのもおすすめ。
その名の通り、おでんの出汁と日本酒を割って飲むアレンジです。5味（甘味・旨味・渋味・苦味・塩味）の中で、日本酒は唯一塩味だけ持ちません。そこに出汁が加わることで、日本酒の美味しさがさらに引き立てられるのだそう。ディープな魅力に溢れる東京・赤羽ではメジャーな飲み方です。
「日本酒と出汁って、本当に美味しいの…？」と思われるかもしれませんが、とっても美味しいのでぜひ試してみてくださいね。お好みで、アクセントに七味唐辛子を加えるのもおすすめですよ♪
熱燗にショウガを加えた「ショウガ酒」は、体の芯から温まるアレンジです。
すりおろしたショウガを熱燗に加えるだけでできるので、バーベキューで作るときも簡単ですよ。面倒な場合は、スーパーなどで売っているチューブ入りのショウガや、ショウガ湯を使うとさらに手軽に楽しめるでしょう。
ショウガ酒に、はちみつ+レモンなどを加えてお好みでシナモンを使い風味をつけるアレンジや、少し味噌を溶いて入れるアレンジなども楽しめますよ。
日本酒は温めて熱燗にすることで、健康・美容効果がさらにアップします♪身体がじんわり温まるので、少し肌寒く感じる日のバーベキューにもおすすめですよ。バーベキューでもお好みでアレンジを加えて、ぜひ熱燗を楽しんでみてくださいね！
